土日の内視鏡検査について
当院では、平日や日中に時間が取れず通院できない方を対象に、土曜日・日曜日も胃カメラ検査・大腸カメラ検査を実施しています。経験豊富な日本消化器内視鏡学会の認定を受けた消化器内視鏡専門医が検査を担当しますので、安心して受診いただけます。土曜日・日曜日の検査をご希望の方は、お気軽に当院までお問い合わせください。
土曜日でも大腸ポリープは切除可能?
土曜日でも大腸カメラ検査の際には大腸ポリープの切除も可能です。大腸ポリープが1cm程度であれば、その場で切除することができます。また、1cm以上の大腸ポリープでも形状や位置によっては、検査時に切除できる場合があります。ただし、その場での切除が難しい大腸ポリープの場合は、後日入院して安全に切除する必要があるかもしれません。その場合には、連携する高度医療機関をご紹介いたします。
土日でも胃と大腸の同時検査が可能?
土日でも胃カメラと大腸カメラを同時に受けることができます。胃カメラと大腸カメラの検査を2回に分けて受ける必要はありません。最初に胃カメラの検査を行い、終了後に直ちに大腸カメラの検査を受けることができます。静脈麻酔を利用される場合、麻酔が効いたままで大腸カメラの検査を快適に受けることができます。
当院の胃カメラ検査について
胃カメラ検査は、上部消化管である食道、胃、十二指腸の粘膜の状態をリアルタイムで観察することができる唯一の手段です。初期の胃がんや潰瘍、炎症の状態などを観察し、疑わしい組織を採取して病理検査を行ったり、ピロリ菌感染の有無を確認することも可能です。
当院では最新の内視鏡装置と熟練した医師の技術を駆使し、胃カメラ検査の時間を短縮し、患者様の負担を最小限に抑えることができます。また、経鼻検査や鎮痛剤を使用した無痛検査も積極的に行っておりますので、安心してご相談ください。
当院の大腸カメラ検査について
大腸カメラ検査は、直腸から結腸の小腸との境目、盲腸など、大腸全体の粘膜の状態を医師がリアルタイムで観察することができる唯一の検査手段です。この検査により、初期の大腸がんや大腸ポリープなどを確実に発見することができます。特に大腸ポリープは前がん病変であるため、その場で切除することで将来のがん化を予防することができます。
大腸カメラ検査には事前の準備や苦痛といったイメージがあるかもしれませんが、当院では最新の内視鏡装置と熟練した医師の操作技術を活用し、患者様の負担をできる限り軽減した検査を行っていますので、安心してご相談ください。
当院の内視鏡カメラ検査の特徴
鎮静剤を使用してリラックス状態で検査を受けられます
当院では、患者様の負担を軽減するために鎮静剤を使用した検査を行っています。鎮静剤の効果で眠っているかのようなリラックス状態で検査を受けられるため、身体への負担が最小限で、安全かつスムーズな検査が行えます。また、当院では胃カメラ検査に使用する内視鏡スコープも極細であり、患者様の負担を最大限に軽減する配慮をしています。
経鼻内視鏡検査と経口内視鏡検査を選択いただけます
当院の胃カメラ検査では、経口内視鏡検査(口からの挿入)と経鼻内視鏡検査(鼻からの挿入)の両方を受けることができます。どちらの検査方法を選んでいただいても、極細の内視鏡スコープを使用し、患者様の快適な検査を目指しています。経鼻内視鏡検査は特に胃カメラ検査時の吐き気が苦手な方や刺激に敏感な方にお勧めです。また、鎮静剤を使用せずに検査を受けられる場合は、リアルタイムで画像を確認しながら医師とコミュニケーションすることも可能です。経口内視鏡検査では、スコープの太さにより明るく鮮明な画像を確認でき、早期段階の病変の発見や治療も行うことができます。
最新鋭の内視鏡システムを導入しています
当院では、最新のオリンパス社製内視鏡システム「EVIS X1」を導入しています。デジタルハイビジョンや画像処理、特殊な波長レーザーを活用することで、微細な病変を見つけることができ、精密な検査を短時間で行えます。これにより、患者様の負担を軽減できます。
特に、「NBI(ナローバンドイメージング)」は、急激に増殖するがん細胞周囲に毛細血管が集結する特性を利用し、超早期のがんを発見できます。血管分布を詳細に表示できるNBIの進化により、胃がんの早期発見も可能になりました。これにより、早期のがん治療が実現し、患者様の健康をより確実にサポートできることとなります。
大型モニターで小さな病変も見逃さない工夫をしています
当院では、高解像度内視鏡モニターを使用しています。高度な画像技術を活用し、正確な診断と治療を行うために、モニターの精度が非常に重要です。最新の4Kモニターを導入し、小さな病変も見逃すことなく、正確な診断と治療を行うための体制を整えています。また、拡大観察をしても細部までクリアに確認でき、映り込みや反射がないため、角度や位置に制約なく、短時間で緻密な観察が可能です。これにより、患者様の負担を軽減し、より信頼性の高い医療サービスを提供しています。
負担の少ない軸保持短縮法を使用しています
当院の大腸カメラ検査では、内視鏡スコープの挿入により痛みや苦痛が生じることがあります。腸の形状は個人によって異なり、曲がりやねじれ、癒着などが存在します。そこで、負担を最小限に抑えるための高度な挿入法として、軸保持短縮法があります。当院では、患者様の腸の状態や体格、既往歴、手術歴などを考慮し、適切な挿入法を選択しています。
検査中に発見した大腸ポリープの即日切除が可能です
大腸ポリープは良性腫瘍であり、放置すると将来的にがん化する可能性があります。当院では、大腸カメラ検査中に発見したポリープを詳しく観察し、切除が必要と判断された場合には即日でのポリープ切除を行っています。別途の来院や事前の食事制限、下剤の服用も不要で、検査当日にまとめて対応することができます。ただし、ポリープのサイズや数によっては入院手術が必要な場合もありますので、その場合には提携している高度医療機関をご紹介いたします。
検査後のお腹の膨満感を迅速に解消するために炭酸ガスを使用します
腸は曲がりくねっており、多くのシワやヒダが存在します。大腸カメラ検査では、これらの細かい部位も確認するために気体を送気して腸を膨らませます。通常、医療機関では空気が使用されますが、検査後に膨満感が持続することがあります。当院では、炭酸ガスを使用することで、空気に比べて速やかに吸収され、安全性の高い状態でお腹の膨満感を解消する取り組みを行っています。吸収された炭酸ガスは二酸化炭素となり、呼気によって迅速に体外へ排出されますので、安心して検査を受けていただけます。
大腸カメラ前処置は男女別待合室で行えます
当院では、胃カメラ・大腸カメラ検査前に男女別待合室をご利用いただけます。内視鏡検査を受けられる方専用で男女別になっていることで、プライバシーの確保ができます。また、患者同士の気遣いを最小限にとどめ、リラックスした状態で検査に入っていただけます。
大腸カメラ検査を受ける方専用のトイレを完備しています
大腸カメラ検査では、検査前に大量の下剤を服用していただく必要があります。大腸カメラ検査を受ける方専用のトイレを準備することで、周囲に気遣うことなく、スムーズにいつでもお手洗いをご利用いただくことができます。
大腸カメラ前処置スペースはWi-Fi完備しています
院内で下剤を服用される方が使用される大腸カメラ前処置スペースでは、Wi-Fiを完備しています。ゆっくりとリラックスした状態でお過ごしください。
大腸カメラ前処置スペースには多数の人気漫画を用意しています
当院の大腸カメラ前処置スペースでは、不定期に入れ替わる多数の人気漫画を用意しています。その他、雑誌も用意しています。定期的な検査をいつも快適に過ごしていただけるような工夫をしています。ぜひご利用ください。
女性医師による内視鏡検査に対応しています
当院では、女性医師による胃カメラ・大腸カメラ検査も行っています。男性医師による検査に不安を覚える方やプライバシー、快適さの観点から女性医師を希望される方まで、ご希望の方は女性医師の検査をご予約ください。
条件次第で初診当日の検査も可能です
食事状況や検査枠の空き状況など条件次第にはなりますが、初診日当日の胃カメラ検査にも対応しています。当日の状況に関しては、お電話でお問い合わせください。
胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日に受けることができます
当院では、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日に受けることができます。1日で検査を終えることで、食事制限や来院回数の負担を軽減し、特に制約のある方や忙しい方にとって便利です。ただし、同日に受けることができるかは医師の判断によりますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
検査前後はコンセント完備の環境で快適に過ごせます
当院では、待合室および大腸カメラ前処置室(院内下剤スペース)にコンセントを完備しています。携帯やパソコンなど作業をしやすい通院環境を整えています。ぜひリラックスしてお過ごしください。
土曜日・日曜日も検査対応
当院では、平日お忙しい方にも健康管理のために胃カメラ検査を受けていただきたいといった思いから土曜日・日曜日も胃カメラ検査を行っています。ぜひご活用ください。